あなたは
「どんくさい」
と言われたことがありますか?
誰でもできるような簡単なことができない、
周囲からそのことでよくバカにされる、
そんな自分に不安を抱えている人はもしかしたら
「どんくさい」
かもしれません。
「どんくさい」
とはものごとに対して要領が悪い人に対して指す言葉
です。
周りに迷惑をかけるので、
どんくさい人は
基本バカにされたり舐められることが多いです。
しかしどんくさい性格は対策次第で治すことができます。
これは厳密に言うと
どんくさい性格を無くすのではなく、
どんくさい性格だと思われないような対策方法を理解すること
です。
もしあなたが
自分のどんくさい性格を治したいのであれば、
これから紹介するどんくさい人の特徴やその改善方法を知って、
周りの人間を見返してほしいと思います。
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Contents
筆者もどんくさい人間でした
筆者は昔から何をやってもダメでした。
何やっても効率が悪いと言われるし、
結果が出なければ努力じゃないし、
何やっても無駄なような気がするし、
自分の体すら満足に動かない。
よく
「自分の事を好きになりなさい」
と言われましたが
ハッキリ言って自分のことは大嫌いでした。
正直自分みたいなどんくさい人間は
死んだほうがいいと思ったこともありました(笑)
自分のことさえうまく扱えず分からないやつが、
生きている価値がない。
でも全部やめて引きこもってしまいたいけれど、
そんなことができる環境でもない
なんで生きてるのか分からない・・
こんな人間になりたくなかった・・
「どんくさい性格」
で他人からバカにされるたびに常にそのように思っていました。
この記事を読んでいる人は
もしかしたら同じことを思っているかもしれませんね・・・
どんくさい人の特徴
周りから「どんくさい」と思われがちな人はこんな人
手先が不器用な人
小さな失敗が多い人
運動神経が悪い人
気を利かせられない人
何かにつけてすぐ謝る人
言われたことを飲み込むのに時間がかかる人
よく物にぶつかる人
すぐに焦る人・テンパる人
手先が不器用な人
どんくさい人は手先が不器用で、
やたらと時間がかかってしまいます。
また時間を浪費したにも関わらず仕上がりもイマイチということも多いです。
どんくさい人は何をするのにもとにかく時間がかかります。
どんくさい人にとって自分のペースで行える場面は良いのですが、
共同作業などでは相手からせかされてしまうことが増えるので、
焦ってしまいプレッシャーを感じてしまう
ようになります。
小さな失敗が多い人
どんくさい人は
小さなミスがたくさんあります。
例えば各部署に配布する資料を1枚だけコピーし忘れるとか、
裁断機を使って一度に大量に切ろうとしたら、
必要以上に切り過ぎてしまい結局使い物にならなくたったとかということです。
1枚だけコピーしなおしに行くのも裁断しすぎてしまうのも、
結局時間と紙の無駄になってしまうでしょう。
このように
誰でもできると思われる仕事で失敗が多いので、
周囲の人からは
「コイツはこんなこともできないのか」
と呆れられてしまいます。
運動神経が悪い人
どんくさい人は
基本運動音痴です。
特にサッサーやバスケなどの集団競技などには全く不向きと言えるでしょう。
これらの競技はその場その場の状況を読んで瞬時に的確な判断が求められます。
どんくさい人はこれができません。
スポーツというのはどんくさい部分が明らかに分かるものです。
これは、基本的に動きが遅いというのもありますが、
自分がどうすればいいのか分からず無駄な動きが多すぎるのが原因で、
結果的に運動神経が悪くなってしまうのです。
気を利かせられない人
あなたがもし男性なら
小さい頃からサッカーや野球などの集団競技の部活に所属していた人は多いでしょう。
集団スポーツの中では
上下関係を意識したり、
気働きを利かせることが必要です。
どんくさい人は
自分から率先して動かなければいけない場面において、
そうでない人よりも一歩出遅れてしまいがちです。
そのため気が利かない人であるとみなされてしまったり、
仕事がなくて手持無沙汰になってしまいます。
何かにつけてすぐ謝る人
どんくさい人は、
とにかく怒られやすい人が多いです。
そのため
怒られたらすぐに謝るというのが、
条件反射のように身についてしまいます。
これは怒られてばかりで自分に自信がない人に見られがちな傾向です。
筆者も前の部署のときは
自分に自信が持てず
まだ何も怒られていないのに
話しかけられた時点で怒られることを予期して、
「すいません」
と言っていました(笑)
またすぐに
「すいません」
と謝ってしまうので、
「謝る姿勢に誠意が感じられない」
とか、
「謝れば何でも良いと考えてそう」
と周囲の人から思われてしまいます。
謝ったのに重ねて怒られたりして、
どんくさい人からすると
「じゃあどうしたらいいんだよ」
となってしまいます。
言われたことを飲み込むのに時間がかかる人
言われたことを理解するのに時間がかかる人、
物わかりの悪い人は
どんくさいと言われることが多いです。
普通の人であれば上司からの指示に対して1回で理解できることも多いでしょう。
そのような人は応用を利かせるのが得意で、
臨機応変に対応できます。
例えば場面が違っても似たようなところがあれば、
「あっこれは前やったパターンと似ているからこうしよう」
と経験に基づいて対応できるのです。
しかし
どんくさい人は
噛み砕いて説明したつもりでいても、
説明を聞いた後に
「何だこりゃ?わかんねーな」
と?マークが浮かびます。
しかも
理解していないのに理解したつもりになって
物事を進める傾向があるため
結果的に失敗し上司から怒られてしまいます。
実際は分かっていないのに
分かっていないことで怒られるのを恐れて
その場しのぎで
「分かりました」
と空返事をしてしまうのです。(実際はなんにも分かっていません)
上司からすると
なぜ理解できないのかが見えてこずに、
イライラしてしまいます。
よく物にぶつかる人
どんくさい人は、
普通の人ならばぶつからないところでも物にぶつかってしまったり、
避けきれずに当たってしまうことがあります。
理由として
どんくさい人は視野が狭く一点しか見えていない
のです。
だから目の前のものしか見えないので
先が予測できずぶつかってしまいます。
またどんくさい人は
周囲の物と自分との距離を目配りせずに歩いています。
また動きが挙動不審で全体的に余計な動きが多すぎるようにも見えます。
すぐに焦る人・テンパる人
どんくさい人は、
すぐ焦ってしまいテンパりやすくて周りの人から落ち着きがない
と思われがちです。
特に、想定していなかった事態に直面すると、
頭が真っ白になってテンパってしまうことが多いです。
結果、
焦りから生まれる行動がより焦りを生んでしまい
重大なミスを犯してしまうこともあります。
どんくさい性格は悪いこと?
どんくさい人は
基本おっとりした性格の人であること
が多いです。
このような人のどんくささは、
他の人から見ればスキがかなりあるように見えます。
心がおおらかで、
何も考えていなさそうで
人はスキが多く人は警戒心を抱きません。
またどんくさい人を目の前にして
「なんか近づきにくそうだなぁ」
「しゃべりにくそうだなぁ」
と思う人は少ないでしょう。
逆に言えば
どんくさい人は他人から肩の力を抜いて接することができる
「親しみやすい存在」
となります。
そういう点では
どんくさいことは
決して悪いこととは言い切れないですね。
どんくさいのを治す方法
「どんくさいことは必ずしも悪いことではない」
とわかっても、
自分のどんくさい性格をどうしても直したい人が大半でしょう。
どんくさいことを直すには、
そして
まわりから
「どんくさい奴」
と思われないためには
どのようなことをしたらいいのか
ということについていくつか紹介します。
小さな成功体験を体感し自分に自信をつける
筆者もも経験あるのですが、
どんくさい人は怒られたり否定された経験が積み重なり過ぎて、
行動を起こす前に
「これは本当に正しいのか?」
「まら怒られるかもしれない」
と考え踏みとどまってしまいます。
だから行動を起こすスピードが気配りできる人よりもどうしても遅くなってしまうので、
「気が利かない」
「コイツはダメだ」
といったことに繋がってしまうのです。
どんくさい人がスッと行動できるようになるためには、
自分の中で自信が蓄積され、
それが手ごたえとして残っていくこと
が大切です。
小さなことでもいいので自分のできていることを認めてあげるようにしましょう。
そのためには
小さな成功体験を体感して自信をつけていくことです。
例えば筆者は
病院内での物品の修理を任されているのですが
これについては院内の誰にも負けない自信があります。
本当に小さなことですが
「物を直す」
という小さな行為だけでも
感謝してくれる人はたくさんいます。
どんな小さなことでも
人から感謝されると自分も嬉しいですし自信もつきますヽ(・∀・)ノ
期限を自分で決めてその時間内にこなす訓練をする
どんくさい人は
とにかく急ぐことが苦手です。
だから
自分で期限を決め
その時間内にこなす訓練を積み重ねることによって、
そのどんくささが軽減する可能性があります。
おススメは
毎日の行動を日記に記録することです。
訓練を開始した時からその時の状況を日記に書き経過を振り返ることで、
「あの時はこんなに遅かったけど今はこんなに早くできるようになった」
と自分の成長に手ごたえを感じることができます。
成長を感じる手ごたえが、
「あなたをどんくさくない人」
に変えていきます。
和み系としてのキャラ作り
どんくさい人がいると
イライラしてしまうこともありますが、
逆に言えば
「その人がいるからこそ、空気が和んでいる、なんか癒される」
ところもあるでしょう。
筆者の場合は
「自分のどんくささを逆にネタとしてキャラ作り」
をしていました(笑)
もちろんこれはまわりの環境や人間関係にもよるのですが
和み系キャラとして、
「あなたのどんくささ」
をわかってくれる人は必ずいます。
まとめ
「出来た!」の積み重ねが自信に繋がる
筆者も
「不器用でどんくさい」
と自分で思ってました。
そこで一念発起して得た資格が
「メンタル心理カウンセラー」
でした。
努力してる事はまわりも認めてくれて、
合格した時は本当に嬉しかったですし
こんな自分でもやれば出来るんだって自信にも繋がりました。
また病院で物品の修理や施設機器の調整をしていると
たまに
「何でもできるんですね」
というありがたいお言葉をいただくこともあります。
自分ではあんなに不器用でどんくさかったのに
「こんな風に言われるようになれたなんて・・」
と思うこともしばしばあります。
人は訓練次第で色々な事が出来るようになる
筆者が気づいたのは
よく観察する事。
わからない時は聞く事。
焦らない事。
丁寧にする事。
出来るようになるまで諦めない事。
この5つです。
聞く人がいなければ焦らずに自分で考える事も大事です。
そのかわり出来るまで決して諦めてはいけません。
一つずつ
「出来た!」
と言う喜びを積み上げていくと
自信も蓄積され苦手が克服できます。
一方で世の中には要領の良い人がいます
彼らは、
特別な努力をしなくとも、
一度見聞きしただけで物事をしっかり記憶し、
素早く正確に状況判断し行動できます。
筆者は
そんな彼らを見ると
嫉妬やら劣等感やらで心が穏やかではいられなくなっていました。
「何でも無難にこなせるのが取り柄です」
とか
「覚えの速さには自信があります」
といった自己PRを聞くと
「ふざけんなよ!!」
と常に思っていました。
こういうタイプに限って
どんくさい人間を見下してくる傾向がある
のでますますムカつくんですよね(笑)
しかし
要領のいい人も
努力しているからこそ要領がいいのです。
要領のいい人は
常にどうすれば効率良く最小限の努力で最大の効果を得ることが出来るか
考えています。
僕はとにかく考えることが嫌でした。
考えることが面倒くさくてしょうがなかったです。
どんくさい人と要領のいい人との差は
どれだけ
「考えているか」
どうかの差だけかもしれませんね。
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